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TERAKOYA講座第4回後編|BtoBマーケティングにおけるSEOとは?成果につながるコンテンツ設計の基本

TERAKOYAとは
株式会社ベーシックが提供する、BtoBマーケティングの戦略設計からリード獲得、ナーチャリング、営業連携までを体系的に学べる全6回の実践型研修プログラムです。
詳細はこちら

BtoBマーケティングに取り組む中で、「広告に頼らず安定的にリードを獲得したい」「SEOに取り組んでいるが成果が出ない」と感じていませんか。

本記事は、これまで6,000社以上のBtoBマーケティングを支援してきた株式会社ベーシックが実際に提供している研修プログラムの内容をもとに構成しています。

この研修は、戦略設計からリード獲得、ナーチャリング、営業連携までを全6回で体系的に学べる内容となっており、「成果につながるマーケティングの全体設計」を身につけることを目的としています。

本シリーズでは、その研修内容をもとに、各テーマごとに分解しながら、実務で活用できる形で解説していきます。

今回は第4回の後編として、「SEO」をテーマに、検索からリードを獲得するための考え方と実践方法を解説します。


SEOとは何か

SEOは、検索エンジン経由で見込み顧客との接点を増やすための施策です。BtoBでは、サービス名でいきなり検索されることよりも、まずは課題や手法、比較検討に関する情報から接点が生まれるケースが多くあります。

そのためSEOは、単なる集客施策ではなく、検索ニーズに合わせたコンテンツを届け、将来の商談候補と出会うための仕組みとして考えることが大切です。


検索エンジンからの流入を獲得する施策

SEOでは、ユーザーが検索したキーワードに対して適切なページを表示させることで流入を獲得します。広告のように掲載枠を買うのではなく、検索ニーズに対して価値ある情報を用意することで評価を得る施策です。

特にBtoBでは、比較表、ノウハウ記事、課題解決コンテンツなどが入口になります。問い合わせ前の情報収集段階で接点を作れることが、SEOの大きな特徴です。


コンテンツによる集客手法

SEOは、検索結果に表示させるためのテクニックだけではなく、コンテンツそのものの設計が成果を左右します。ユーザーが知りたいことに答える記事やページがなければ、流入も商談化も生まれません。

  • 課題の背景を理解できる記事
  • 解決策を比較できる記事
  • 導入判断を後押しする記事

このように、検索ニーズに応じてコンテンツを整備していくことがSEOの基本です。


中長期的に成果を生む施策

SEOはすぐに大きな成果が出る施策ではありません。一方で、評価された記事は継続的に検索流入を生み、広告費を追加しなくても接点を増やし続けられます。

短期で刈り取る施策ではなく、将来の成果を積み上げる資産型施策として位置づけることが重要です。


SEOが重要な理由

SEOがBtoBマーケティングで重要なのは、検索行動そのものが課題解決の入り口になっているからです。比較検討が始まる前の段階でも、ユーザーは検索を通じて情報収集を進めています。

SEOと広告の違い

広告と違って、掲載を止めた瞬間に流入が止まるわけではないため、成果が積み上がりやすい点も大きな魅力です。


広告と違い資産として蓄積される

広告は出稿を止めると流入が止まりますが、SEOは一度評価された記事が継続的に流入を生みます。もちろん更新や改善は必要ですが、過去に作ったコンテンツが資産として残る点が大きな違いです。

そのため、リード獲得の安定性を高めたい企業ほど、広告だけに依存しないSEO基盤を作る価値があります。


検索ユーザーは課題が顕在化している

検索する時点で、ユーザーはすでに何らかの課題や疑問を持っています。つまりSEOは、まだ接点のない見込み顧客に対しても、課題が明確になったタイミングで出会える施策です。

BtoBでは「ツール名」だけでなく、「比較」「選び方」「始め方」「改善方法」などの検索も多く、商談前の重要な接点になります。


継続的な流入を生み出せる

SEOは、公開した記事が評価されるほど安定的な流入源になります。特定のキャンペーン期間だけで終わらず、月をまたいで継続的に流入を積み上げられる点が強みです。

施策

特徴

広告

即効性はあるが、止めると流入も止まりやすい

SEO

立ち上がりは遅いが、継続流入を作りやすい


SEOで成果が出る仕組み

SEOで成果が出るかどうかは、検索キーワードとコンテンツ設計が合っているかで決まります。検索ニーズに合わない記事を量産しても、順位もCVも伸びにくくなります。

SEOの仕組み

重要なのは、検索キーワードの背後にある意図に対して、必要な情報を過不足なく届けることです。


キーワードとコンテンツの関係

キーワードは、ユーザーが何を知りたいのかを表す入口です。「BtoB SEO」と検索する人と、「SEO コンテンツ設計」と検索する人では、求める情報の深さや関心が少しずつ異なります。

その違いを踏まえて記事テーマを作らないと、検索意図とのズレが生まれます。キーワード選定は、記事を書く前の土台として捉えるべきです。


検索ニーズに応えることが重要

SEOでは、検索結果に表示されること自体が目的ではありません。表示された先の記事で、検索ユーザーの疑問や比較ポイントに答えられているかが重要です。

  • 定義を知りたいのか
  • 進め方を知りたいのか
  • 比較や選び方を知りたいのか

この違いを見誤ると、流入はあっても直帰率が高くなり、成果につながりにくくなります。


コンテンツ量と質が影響する

SEOでは、一定量のコンテンツ蓄積が必要です。ただし数だけ増やしても、内容が浅かったり重複していたりすると成果は出にくくなります。

量で接点を増やし、質で評価を高めるという両面で考えることが重要です。

SEOで成果を出すための考え方

SEOで成果を出すには、記事単体の出来栄えだけではなく、キーワード設計から内部構造まで含めて考える必要があります。特にBtoBでは、リード獲得につながる導線まで含めて設計することが重要です。


キーワード設計を起点にする

キーワード設計

まずは、自社が取りにいくべきキーワード群を整理する必要があります。検索ボリュームだけを見るのではなく、事業との関連性やCVへの近さまで見て優先順位を決めることが大切です。

キーワード設計が曖昧だと、記事テーマもぶれやすくなります。最初に狙うべきテーマ領域を整理しておくことが、SEO運用の精度を高めます。


検索意図に合わせたコンテンツを作る

検索意図に合わせたコンテンツ

同じキーワードでも、ユーザーが求める答えはフェーズによって異なります。初心者向けの定義記事と、比較検討段階の選び方記事では、構成もCTAも変える必要があります。

検索意図に合っていない記事は、たとえ順位がついても成果にはつながりません。流入の質を高めるには、検索意図から逆算した設計が必要です。


トピッククラスターで設計する

トピッククラスター

関連テーマをまとめて設計し、内部リンクでつなぐ考え方がトピッククラスターです。単発の記事をバラバラに増やすより、親テーマと子テーマの関係を整理したほうが、ユーザーにも検索エンジンにも伝わりやすくなります。

SEOだけでなく、回遊性やCV導線の改善にもつながるため、BtoBサイトでは特に有効です。


タイトルとディスクリプションを最適化する

タイトルとディスクリプションの最適化

検索結果では、タイトルとディスクリプションが最初の接点になります。内容が良くても、クリックされなければ流入は増えません。

項目

見るべきポイント

タイトル

検索意図に合う語が入っているか、読みたくなる切り口か

ディスクリプション

記事で何が分かるか、読む価値が伝わるか

クリック率を上げるためにも、検索結果での見え方まで意識して設計する必要があります。


SEOで成果を伸ばす方法

SEOは記事を公開して終わりではありません。検索順位、流入、CTR、CVなどのデータを見ながら改善し続けることが成果拡大の前提になります。

リライト施策


既存記事のリライトを行う

新規記事を増やすだけでなく、既存記事の改善も重要です。順位がついているのにクリック率が低い記事や、流入はあるのにCVにつながらない記事は、改善余地が大きい対象です。

見出しの整理、情報更新、CTA見直しなどのリライトで成果が伸びるケースは少なくありません。


データをもとに改善する

改善は感覚ではなくデータをもとに進めるべきです。検索順位、流入数、CTR、滞在時間、CVなどを確認すると、どこにボトルネックがあるかが見えやすくなります。

たとえば、順位は高いのに流入が少ないならタイトル改善、流入は多いのにCVが少ないなら導線改善といったように、指標ごとに打ち手を変えることが重要です。


継続的にコンテンツを追加する

SEOは継続的な積み上げが重要です。新しいテーマや関連キーワードに対応する記事を増やすことで、接点の幅が広がります。

一方で、無計画に量産すると重複や品質低下につながるため、キーワード設計とトピッククラスターを踏まえた追加が必要です。


SEO成功事例

SEOの成果は、単月の順位変動だけでなく、継続的な運用の中でどれだけ流入とCVが積み上がったかで評価することが重要です。

SEO事例


コンテンツ数と流入の関係

一定のテーマに沿って記事を積み上げることで、流入全体が伸びやすくなります。1本の記事で大きな成果を狙うというより、複数の記事がまとまって評価されることで、サイト全体の存在感が高まります。


継続的な運用による成果

SEOは短期勝負ではなく、継続的な記事追加と改善の組み合わせで成果が伸びます。数カ月単位で見たときに、流入の安定性やCVの底上げが起きやすい施策です。


改善による伸び方

順位や流入が伸び悩んでいる記事でも、検索意図に合わせた構成へ直したり、タイトルや内部リンクを調整したりすることで成果が伸びることがあります。新規制作と改善の両輪で運用することが成功のポイントです。


まとめ

SEOは、広告の代替ではなく、中長期で見込み顧客との接点を作り続けるための資産型施策です。

成果につなげるには、キーワード設計、検索意図に合ったコンテンツ設計、タイトル最適化、リライト運用まで含めて考える必要があります。

継続的に改善しながらコンテンツを積み上げることで、BtoBマーケティングにおける安定的なリード獲得基盤を作ることができます。

菊池 貴行(きくち たかゆき)
菊池 貴行(きくち たかゆき)
金融機関、メディア運営会社を経て2018年より株式会社ベーシックへ入社。 ferret Oneカスタマーサクセス部にて、オンボーディングチーム立ち上げメンバーとして活躍し、顧客の「BtoBマーケティング」の立ち上げ支援を行い、 担当社数は累計120社以上。 製造業・ITサービス・コンサルティングサービスなど、有形から無形の幅広い業界の企業に対して、各社の事業理解から組織状態など踏まえた顧客に 寄り添った戦略設計や施策の設計などマーケティング支援を行う。 現在はマーケティング部にてセミナーの企画から講師を担当し、これまでに支援してきた豊富な経験をもとにした、実務に使えるセミナー内容に定評がある。

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