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キーワード選定ツールおすすめ8選|BtoB企業の目的別の選び方と実践活用法

BtoB企業のキーワード選定ツールは、無料のGoogleキーワードプランナーやラッコキーワードから、有料のAhrefs・SEMrushまで目的別に使い分けることが成果への近道です。BtoBでは検索ボリュームより商談化への貢献度を優先し、月間10〜50程度のロングテールキーワードが「お宝」になります。本記事では、6,650社以上のBtoB企業を支援してきた知見をもとに、無料・有料あわせて8つのキーワード選定ツールの特徴と、BtoB企業ならではの実践的な活用法を解説します。

なぜBtoB企業にキーワード選定ツールが必要なのか

なぜBtoB企業にキーワード選定ツールが必要なのか

「キーワード選定ツールなんて、どれも同じでは?」と思われるかもしれません。しかし、BtoB企業のSEOには、BtoCとは異なる特有の難しさがあります。

闇雲にキーワードを選定しても効果的なSEO対策はできません。自社の商品やサービスを利用する人がどんなキーワードで検索するのかという検索意図を調査し、月間検索回数や競合状況を把握しなければ、影響範囲が狭かったり検索上位表示しづらかったりと、効果が限定的になってしまいます。

BtoB特有の課題として、以下の3つが挙げられます。

  • 検索ボリュームが小さい:BtoBの専門キーワードは月間数十〜数百回の検索しかないことが多く、ツールなしでは需要の有無すら判断できません
  • 専門用語と一般用語のギャップ:業界の専門用語や社内の通称で考えがちですが、実際に検索窓に言葉を打ち込むのは専門知識のないお客様です
  • 購買プロセスが長い:BtoBのSEOキーワード選定は、課題認知→情報収集→比較検討→導入決定という購買プロセスの「面」を押さえることが重要です

こうした課題を解決するために、キーワード選定ツールを「正しく選び、正しく使う」ことが不可欠です。

キーワード選定ツールの4つの種類と選び方

キーワード選定ツールの4つの種類と選び方

キーワード選定ツールは、大きく4つの種類に分類できます。自社の課題やフェーズに合わせて選ぶことが重要です。

種類

主な用途

代表的なツール

こんな企業におすすめ

関連語・サジェスト取得型

キーワードの洗い出し・アイデア出し

ラッコキーワード

これからSEOを始める企業

検索ボリューム調査型

需要の大きさを数値で把握

Googleキーワードプランナー

対策KWの優先順位を決めたい企業

競合分析型

競合サイトの流入KWを調査

Ahrefs、SEMrush

競合が先行しており追い上げたい企業

自社サイト分析型

既存コンテンツの改善点を発見

Google Search Console

記事を公開済みで改善フェーズの企業

BtoB企業のキーワード選定では、1つのツールで完結させようとせず、「洗い出し→需要確認→競合チェック」の3ステップで複数ツールを組み合わせるのが鉄則です。

「検索ボリューム」「競合の強さ」「コンバージョンへの貢献度」という3つの軸で評価し、どのキーワードから手をつけるべきか判断します。検索ボリュームがそこそこあり、競合が比較的弱く、自社のサービスに繋がりやすいキーワードから優先的に対策するのが効果的です。

【無料】おすすめキーワード選定ツール4選

まずは無料で使えるツールから紹介します。BtoB企業がSEOを始める段階では、この4つで基本的な調査は十分にカバーできます。

1. ラッコキーワード

用途:関連キーワードの網羅的な洗い出し

ラッコキーワードは、国内で最も利用されているキーワード調査ツールの一つです。メインキーワードを入力するだけで、Googleサジェストや関連語を一括で取得できます。

項目

内容

料金

無料(有料プランは月額440円〜)

主な機能

サジェスト取得、共起語分析、見出し抽出、AI記事構成案

BtoBでの活用ポイント

顧客が使う「言い回し」を発見するのに最適

BtoB実践テクニック:自社サービスの一般的な呼び方(例:「MA」ではなく「メール配信 自動化」)で検索し、顧客目線のキーワードを発見しましょう。

2. Googleキーワードプランナー

用途:検索ボリュームの把握と需要の定量化

Googleキーワードプランナーは、BtoBのキーワード選定における基本調査ツールの一つです。Google広告のアカウントがあれば無料で利用できます。

項目

内容

料金

無料(Google広告アカウントが必要)

主な機能

月間検索ボリューム、競合性、入札単価の目安

注意点

広告未出稿の場合、検索ボリュームが「100〜1,000」のような幅のある表示になる

広告を出稿していないアカウントでは、検索ボリュームが大まかな範囲でしか表示されません。正確な数値が必要な場合は、少額でも広告を出稿するか、他のツールと併用してください。

3. Google Search Console

用途:自社サイトの実際の検索データを分析

Google Search Consoleは、自社サイトが「どんなキーワードで検索され、何回表示され、何回クリックされたか」を確認できる唯一の公式ツールです。

項目

内容

料金

無料

主な機能

検索クエリ別の表示回数・クリック数・掲載順位

BtoBでの活用ポイント

「意図せず流入しているキーワード」からリライト候補を発見

BtoB実践テクニック:掲載順位が11〜20位(2ページ目)のキーワードは、記事のリライトで1ページ目に押し上げられる可能性が高い「改善候補」です。

4. Googleトレンド

用途:キーワードの需要トレンドと季節性の把握

検索ボリュームの「絶対値」ではなく、時系列での「相対的な変化」を確認できるツールです。

項目

内容

料金

無料

主な機能

検索トレンドの推移、地域別の関心度、関連トピック

BtoBでの活用ポイント

業界トレンドの変化を捉え、先回りしたコンテンツ制作に活用

BtoB実践テクニック:「予算策定」「年度計画」など、BtoB特有の季節性があるキーワードは、検索が増える2〜3ヶ月前に記事を公開しておくと効果的です。

【有料】おすすめキーワード選定ツール4選

無料ツールで基本を押さえたら、次のフェーズでは有料ツールの導入を検討しましょう。特に「競合が先行している」「月間10本以上の記事を制作する」場合は、有料ツールの投資対効果が高くなります。

5. Ahrefs(エイチレフス)

用途:競合サイトの流入キーワードを丸裸にする

Ahrefsは、世界中のSEO担当者が利用する競合分析ツールの代表格です。競合サイトのURLを入力するだけで、そのサイトがどのキーワードで流入を獲得しているかを一覧で確認できます。

項目

内容

料金

月額約19,900円〜(ライトプラン)

主な機能

競合KW分析、被リンク調査、コンテンツギャップ分析、キーワード難易度

BtoBでの活用ポイント

競合が獲得しているが自社が未対策のキーワード(コンテンツギャップ)を発見

6. SEMrush(セムラッシュ)

用途:SEO・広告・SNSを横断したマーケティング分析

SEMrushは、SEOだけでなくリスティング広告やSNSの分析も含めた総合マーケティングツールです。

項目

内容

料金

月額約17,000円〜(Proプラン)

主な機能

キーワードマジックツール、競合分析、サイト監査、広告分析

BtoBでの活用ポイント

競合のリスティング広告出稿KWから「お金を払ってでも獲りたいKW」を逆算

監修者

AhrefsとSEMrush、どちらを選ぶか迷ったら、「競合の被リンク分析を重視するならAhrefs」「広告も含めた総合分析ならSEMrush」と覚えておくと判断しやすいです。

7. Ubersuggest(ウーバーサジェスト)

用途:有料ツールの入門として、手軽に競合分析を始める

Ubersuggestは、有料ツールの中では比較的安価で、UIもわかりやすいため、初めて有料ツールを導入する企業に適しています。

項目

内容

料金

月額2,999円〜(買い切りプランもあり)

主な機能

キーワード提案、競合分析、サイト監査、Chrome拡張機能

BtoBでの活用ポイント

少額投資で競合のSEO状況を把握したい中小BtoB企業向け

8. Keywordmap(キーワードマップ)

用途:日本語に特化した高精度なキーワード分析

Keywordmapは、日本市場に特化したSEOツールで、日本語の検索データに強みを持っています。

項目

内容

料金

要問い合わせ(月額数万円〜)

主な機能

競合比較、共起語分析、検索意図の自動分類、記事構成案の自動生成

BtoBでの活用ポイント

日本語特有のサジェストや共起語を高精度で取得できる

BtoB企業のキーワード選定ツール実践活用術

BtoB企業のキーワード選定ツール実践活用術

ツールを導入しただけでは成果は出ません。ここでは、BtoB企業が明日から実践できる具体的な活用法を紹介します。

活用術①:3ツール組み合わせの「鉄板フロー」

BtoBのキーワード選定で最も効率的なのは、以下の3ステップです。

  1. ラッコキーワードで関連語を網羅的に洗い出す(100〜300語)
  2. Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを確認し、需要のあるKWに絞り込む
  3. Google Search Consoleで自社の既存コンテンツとの重複を確認し、新規作成 or リライトを判断する

有料ツールを導入済みの場合は、ステップ2と3の間に「Ahrefs/SEMrushで競合の対策状況を確認する」を追加すると、さらに精度が上がります。

活用術②:ツールだけに頼らない「社内情報の活用」

BtoBでは、SEOツールで機械的にキーワードを抽出するよりも、顧客と向き合い自社で考え抜く方が成果に繋がるキーワードを見つけやすいケースがあります。まずは社内データを確認し、必要に応じてデータを蓄積する仕組みを整えましょう。

具体的には、以下の情報源が有効です。

  • 実際のお客様からよく聞かれる質問や口にしていた悩みをリストアップする。営業やカスタマーサポートの担当者に、顧客が使う言葉についてヒアリングする
  • お問い合わせフォームに入力された相談内容からキーワードを抽出する
  • 商談時に顧客が使った表現をメモし、キーワード候補として蓄積する

活用術③:キーワードグルーピングで記事の「共食い」を防ぐ

「SEO対策 やり方」「SEO対策 費用」「SEO対策 会社」のように、関連性が非常に高いキーワード群は、1つの記事でまとめて対策する「キーワードグルーピング」を意識すると、より網羅的で評価の高いコンテンツを作成できます。

BtoBでは特に、同じ検索意図を持つキーワードを別々の記事で対策してしまう「カニバリゼーション(共食い)」が起きやすいため、ツールで洗い出したキーワードを検索意図ごとにグループ化してから記事を企画しましょう。

活用術④:BtoBならではの「購買フェーズ別」キーワード設計

キーワード選定では「成約に近い顕在層」が検索する「○○比較」「○○事例」など比較検討系を優先することが重要です。

購買フェーズ

検索キーワード例

優先度

課題認知

「営業効率化 方法」「リード獲得 課題」

中(潜在層の獲得)

情報収集

「MA とは」「CRM 導入メリット」

中(認知拡大)

比較検討

「MA 比較」「CRM おすすめ」

高(商談直結)

導入決定

「○○ 料金」「○○ 導入事例」

高(CV直結)

キーワード選定時に検索ボリュームの大きさだけを追うのは失敗パターンです。「CMS比較」など検討後期ユーザーが検索するニッチキーワードから攻略しましょう。

よくある質問

Q
キーワード選定ツールは無料と有料、どちらを使うべきですか?
A
まずは無料ツール(ラッコキーワード+Googleキーワードプランナー+Search Console)で始め、月10本以上の記事制作や競合分析が必要になったタイミングで有料ツールを検討するのがおすすめです。
Q
BtoBでは検索ボリュームが少ないキーワードでも対策すべきですか?
A
はい。BtoBでは月間10〜50回程度の検索ボリュームでも、商談に直結するキーワードであれば十分に対策する価値があります。検索ボリュームの大きさよりも「そのキーワードで検索する人が自社の見込み客かどうか」を重視してください。
Q
キーワード選定ツールで出てこない専門用語はどう対策すればよいですか?
A
営業やカスタマーサポートへのヒアリング、お問い合わせフォームの分析、商談議事録の確認など、社内の一次情報からキーワード候補を抽出しましょう。ツールに出てこないキーワードこそ、競合が手薄な「お宝キーワード」である可能性があります。

キーワード選定ツールの先にある「成果」を出すために

キーワード選定ツールを使いこなせるようになっても、ツールはあくまで「入口」です。選定したキーワードで実際に成果(リード獲得・商談化)を出すには、その先の「コンテンツ制作」と「継続的な改善」が不可欠です。

SEO記事は、キーワード選定にはじまり、記事の構成づくり、執筆、修正対応、公開スケジュールの管理まで工程が多くあります。しかも、一度作って終わりではなく、継続的に積み上げていく必要があります。

特にBtoB企業では、以下のような課題に直面するケースが少なくありません。

  • キーワードは選定できたが、記事を書くリソースがない
  • 記事は公開したが、検索順位が上がらず改善方法がわからない
  • 「検索ボリュームが多いから」という理由だけで記事を作成しても、自社のターゲット顧客が検索するキーワードでなければリードにはつながらない

こうした課題を抱えるBtoB企業には、キーワード選定から記事制作・効果測定まで一貫して支援できるパートナーの活用が有効です。

ferretソリューションのSEO記事制作代行は、2,000件以上のBtoB記事制作実績を持ち、戦略立案から執筆・校閲・効果測定・改善提案まで一貫対応しています。プロによるキーワード選定や構成設計をもとに記事を公開していった結果、オーガニック流入の増加や検索経由での資料請求・問い合わせ数向上など、着実な成果につながった事例もあります。

「キーワード選定はできたけど、その先が進まない」という方は、まずは無料相談で現状の課題を整理してみてはいかがでしょうか。

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菊池 貴行(きくち たかゆき)
菊池 貴行(きくち たかゆき)
金融機関、メディア運営会社を経て2018年より株式会社ベーシックへ入社。 ferret Oneカスタマーサクセス部にて、オンボーディングチーム立ち上げメンバーとして活躍し、顧客の「BtoBマーケティング」の立ち上げ支援を行い、 担当社数は累計120社以上。 製造業・ITサービス・コンサルティングサービスなど、有形から無形の幅広い業界の企業に対して、各社の事業理解から組織状態など踏まえた顧客に 寄り添った戦略設計や施策の設計などマーケティング支援を行う。 現在はマーケティング部にてセミナーの企画から講師を担当し、これまでに支援してきた豊富な経験をもとにした、実務に使えるセミナー内容に定評がある。

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