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SEOキーワード選定のやり方|BtoB企業が商談を生む実践7ステップ

BtoB企業のSEOにおいて、キーワード選定(キーワードの選び方)とは「自社の見込み顧客が検索する言葉」を特定し、コンテンツ戦略の軸を決めるプロセスです。検索ボリュームだけで選ぶと、アクセスは増えても商談につながらない記事が量産されます。BtoBでは「購買プロセスのどの段階の検索か」「商談化率に貢献するキーワードか」という2つの視点を加えることで、リード獲得から商談化まで一貫した成果を出せるキーワード選定が可能になります。本記事では、6,650社以上のBtoB企業を支援してきた知見をもとに、明日から実践できる7ステップの手順を解説します。


「記事を書いているのに検索流入が伸びない」「アクセスはあるのに問い合わせにつながらない」——BtoBマーケティングの現場で、こうした悩みを抱えている方は少なくありません。

その原因の多くは、キーワード選定の段階にあります。BtoC向けの一般的なノウハウをそのまま適用しても、BtoBの購買プロセスや意思決定構造には合わないケースが多いのです。

この記事では、BtoB企業のマーケティング担当者が「自己流のキーワード選定」から脱却し、商談につながるキーワードを体系的に見つけるための実践手順を、具体例を交えて解説します。

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目次[非表示]

  1. 1.キーワード選定とは?BtoB企業のSEOで最も重要な理由
  2. 2.BtoB企業のキーワード選定 7つのステップ
  3. 3.BtoB特有のSEOキーワード選定のコツ3選
  4. 4.キーワード選定に使える無料・有料ツール比較
  5. 5.キーワード選定のNG例と改善例(BtoB実例5選)
  6. 6.よくある質問
  7. 7.まとめ

キーワード選定とは?BtoB企業のSEOで最も重要な理由

キーワード選定とは?BtoB企業のSEOで最も重要な理由

SEOキーワード選定は、記事を書く前の「戦略の土台」であり、ここを間違えるとどれだけ良い記事を書いても成果につながりません。まずは定義と、BtoBで特に重要な理由を押さえましょう。

キーワード選定の定義

キーワード選定とは、SEO対策で狙うべき検索語句を調査・分析し、優先順位をつけて決定するプロセスです。単に「検索されている言葉を探す」だけではなく、自社のビジネスゴールと見込み顧客の検索行動を結びつける戦略的な作業を指します。

自社商材との関連性が深く、コンバージョン可能性の高いキーワードを優先して選定することが、成果を出すための基本原則です。

なぜBtoBではキーワード選定が「最重要」なのか

BtoBの購買プロセスには、BtoCにはない3つの特徴があります。

  1. 検討期間が長い:BtoBの購買は数週間〜数ヶ月にわたります。見込み顧客は検討段階ごとに異なるキーワードで検索するため、各段階に対応したキーワード設計が必要です。
  2. 意思決定者が複数いる:担当者・上長・経営層など、それぞれが異なる視点で情報を探します。「機能比較」を検索する担当者と「導入効果 ROI」を検索する経営層では、刺さるキーワードが違います。
  3. 検索ボリュームが小さい:BtoB特有のキーワードは月間検索ボリュームが数十〜数百程度のものが多く、ボリュームだけで判断すると重要なキーワードを見落とします。

BtoCの感覚で「検索ボリュームが大きいキーワード=良いキーワード」と判断すると、BtoBでは的外れな記事を量産してしまいます。ボリュームが小さくても、商談化率の高いキーワードを見極めることが重要です。

検索ボリュームだけで選ぶと失敗する理由

たとえば、IT企業がSEO対策を始める場合を考えてみましょう。

キーワード

月間検索Vol

商談への近さ

DX とは

40,500

✕(情報収集段階)

業務効率化 ツール

1,600

△(比較検討の入口)

SFA 比較 導入事例

170

◎(導入検討段階)

「DX とは」は検索ボリュームこそ大きいものの、検索者の多くは「DXって何だろう」という情報収集段階にいます。一方、「SFA 比較 導入事例」はボリュームが小さくても、すでに具体的なツール導入を検討している見込み顧客が検索するキーワードです。

BtoBのキーワード選定では、「検索ボリューム × 商談化への貢献度」の掛け算で優先順位を決めることが成果への近道です。

BtoB企業のキーワード選定 7つのステップ

BtoB企業のキーワード選定7つのステップ

BtoBのSEOキーワードの選び方は、「ペルソナ設計→候補洗い出し→調査→マッピング→競合分析→優先順位付け→マップ作成」の7ステップで進めます。ここからは、各ステップを具体例とともに解説します。

ステップ1:ペルソナと購買プロセスを整理する

キーワード選定の出発点は、「誰が、どんな状況で、何を検索するか」を明確にすることです。

最初にターゲット(見込み顧客)がどのような人物かを明確にしましょう。BtoBの場合、ペルソナは「人物像」だけでなく「企業像」も含めて設計します。

ペルソナ設計で押さえるべき項目:

  • 企業属性:業種、従業員規模、売上規模、所在地
  • 担当者属性:役職、部署、業務上の課題、情報収集の方法
  • 購買プロセス上の位置:課題認知 → 情報収集 → 比較検討 → 導入決定

既存顧客へのヒアリングが最も効果的です。「導入前にどんなキーワードで検索しましたか?」と直接聞くことで、ツールでは見つけられないリアルな検索語句が手に入ります。

ステップ2:シードキーワードを洗い出す

ペルソナが整理できたら、キーワード候補の「種」となるシードキーワードを洗い出します。

シードキーワードの出し方:

  1. 自社サービスの機能・特徴から:「MA ツール」「リード管理」「メール配信 自動化」など
  2. 顧客の課題・悩みから:「リード獲得 方法」「商談化率 改善」「営業 効率化」など
  3. 業界用語・専門用語から:「インサイドセールス」「ABM」「ナーチャリング」など
  4. 競合サイトから:競合が獲得できていて自社が獲得できていないキーワードを洗い出すことで、見落としていた機会を発見できます

この段階では絞り込みをせず、思いつく限りのキーワードをリストアップしてください。最低でも50〜100個は候補を出すことを目指しましょう。

ステップ3:ツールで検索ボリュームと関連キーワードを調査する

シードキーワードをもとに、ツールを使って検索ボリュームの確認と関連キーワードの拡張を行います。

調査で確認すべき3つの指標:

指標

確認内容

目安

月間検索ボリューム

そのキーワードの需要の大きさ

BtoBでは10〜500でも十分価値あり

キーワード難易度

上位表示の競争の激しさ

はじめのうちは月間検索ボリューム100〜500程度のキーワードから選定し、確実に攻略していく

CPC(クリック単価)

そのキーワードで広告出稿した場合のクリック単価から、キーワードの商業的価値を測る

ラッコキーワードやGoogleキーワードプランナーなどの無料ツールでも、基本的な調査は十分に行えます。具体的なツールの比較は後述します。

監修者

BtoBのキーワードは検索ボリュームが小さいことが多いですが、CPCが高いキーワードは「お金を払ってでも集客したい」企業が多い証拠。商談化の可能性が高いキーワードの目印になります。

ステップ4:購買プロセスにマッピングする

ここがBtoB特有の重要ステップです。洗い出したキーワードを、見込み顧客の購買プロセスに沿って分類します。

購買プロセス × 検索意図のマッピング例:

購買段階

検索意図

キーワード例

コンテンツ形式

課題認知

Know(知りたい)

「営業 生産性 低い 原因」

課題提起型の記事

情報収集

Know(学びたい)

「SFA とは」「営業DX 進め方」

解説・ノウハウ記事

比較検討

Investigate(比べたい)

「SFA 比較」「○○ vs △△」

比較記事・導入事例

導入決定

Do(行動したい)

「SFA 導入 費用」「○○ 無料トライアル」

LP・料金ページ

このマッピングを行うことで、「どの段階のキーワードが手薄か」が一目で分かります。多くのBtoB企業は「情報収集」段階のキーワードに偏りがちですが、「比較検討」「導入決定」段階のキーワードこそ商談に直結します。

ステップ5:競合サイトを分析する

自社が狙いたいキーワードで、すでにどんなサイトが上位表示されているかを確認します。

競合分析で確認すべきポイント:

  • 上位表示サイトのドメインパワー:大手メディアばかりが上位を占めるキーワードは、立ち上げ初期のサイトでは勝ちにくい場合があります。キーワードで上位表示を狙うには、ドメインパワーの強化も重要な要素です。
  • コンテンツの質と量:上位記事の文字数、構成、独自情報の有無を確認します
  • コンテンツギャップ:競合が獲得できていて自社が獲得できていないキーワードを特定し、優先的に対策する候補に加えます

対策するサイトのドメインランク(DR)や保有コンテンツ数、狙うキーワードの難易度、狙う商材によって優先度は変わります。自社サイトの現状を客観的に把握した上で、「勝てるキーワード」から攻めていく選び方が効果的です。

ステップ6:優先順位をつける

ここまでの調査結果をもとに、キーワードに優先順位をつけます。BtoBでは以下の4つの基準で総合的に判断します。

BtoB向けキーワード優先順位の4基準:

基準

評価ポイント

重み

①商談化への貢献度

購買プロセスの後半に近いか、CVにつながりやすいか

★★★

②自社サービスとの関連性

狙おうとしているキーワードが自社の提供サービスやターゲットユーザーの関心事と適切にマッチしているか。関連性が高いほどコンバージョンにもつながりやすい

★★★

③上位表示の実現可能性

競合の強さ、自社ドメインパワーとの比較

★★

④検索ボリューム

月間の検索需要の大きさ

BtoBでは「検索ボリューム」の重みを意図的に下げ、「商談化への貢献度」と「自社サービスとの関連性」を最優先にすることがポイントです。

優先順位付けの実務では、スプレッドシートに各キーワードの4基準をスコアリング(3段階評価など)し、合計点で並べ替えると判断がブレにくくなります。

ステップ7:キーワードマップを作成する

最後に、選定したキーワードを「キーワードマップ」として整理します。キーワードマップとは、対策するキーワードとコンテンツの対応関係を一覧化したものです。

キーワードマップに含める項目:

  • 対策キーワード(メイン+サブ)
  • 検索ボリューム / 難易度
  • 購買プロセス上の位置づけ
  • 想定コンテンツのタイトル・形式
  • 対策ステータス(未着手 / 執筆中 / 公開済み)
  • 公開後の順位・流入数(定期更新)

キーワードをグループ化することで、1つの記事で複数の関連キーワードをカバーできます。言葉を言い換えただけのキーワードや検索結果が同じになるキーワードは、1つのコンテンツで対策しましょう。キーワードごとにコンテンツを作成すると順位を取り合ってしまう可能性があります。

選んだキーワードをタイトルに反映する方法や、キーワードを見出し構成に落とし込む方法については、それぞれ別記事で詳しく解説しています。

読者の検索ニーズやトレンドは変化するため、選定して時間の経ったキーワードは効果が下がる可能性があります。定期的に選定したキーワードを見直し、新しいキーワードの追加や優先度の変更を検討してください。

BtoB特有のSEOキーワード選定のコツ3選

BtoB特有のSEOキーワード選定のコツ3選

BtoBのキーワード選定のコツは、「購買プロセスで面を押さえる」「商談化率で優先順位を決める」「ロングテールを攻略する」の3つです。一般的な選び方の手順に加えて、これらの視点を取り入れることで、商談につながるキーワード戦略を構築できます。

視点1:購買プロセス × 検索意図で「面」を押さえる

BtoBの見込み顧客は、購買プロセスの各段階で異なる検索行動をとります。この「面」を意識してキーワードを設計することが重要です。

具体例:MAツールを販売する企業の場合

段階

検索キーワード

記事テーマ

課題認知

「リード 管理 できていない」

リード管理の課題と解決策

情報収集

「MA ツール とは」

MAツールの基礎知識

比較検討

「MA ツール 比較 中小企業」

中小企業向けMAツール比較

導入決定

「○○(自社製品名) 料金」

料金・プラン紹介ページ

1つの段階だけに偏らず、購買プロセス全体をカバーするキーワード群を設計することで、見込み顧客との接点を最大化できます。

視点2:商談化率で優先順位を決める

BtoBのキーワード選定で最も差がつくのが、「商談化率」を基準にした優先順位付けです。

商談化率を意識した優先順位の考え方:

購買につながりやすい「取引系クエリ」であること、購買意識の高い「比較検討」ワードであること、自社製品名・ブランド名を含む指名ワードであること——これらに該当するキーワードは、検索ボリュームが小さくても優先的に対策すべきです。

実務では、以下のような分類で優先度を判断します。

優先度

キーワードの特徴

最優先

指名検索・導入検討系

「○○ 導入事例」「○○ 料金」

比較検討・課題解決系

「SFA 比較」「商談管理 方法」

情報収集・ノウハウ系

「インサイドセールス やり方」

一般知識・用語解説系

「DX とは」「SaaS 意味」

まず目指すべき記事本数の目安は、理想で120本以上、最低限で60本以上です。60記事を超えてくると自然検索経由の訪問数がぐっと上がり、約4,000〜4,500の流入数が見込めます。ただし、闇雲に記事数を増やすのではなく、商談化率の高いキーワードから優先的に記事を作成していくことが重要です。

視点3:ニッチ市場のロングテールキーワードを攻略する

BtoBでは、検索ボリュームが月間10〜50程度の「ニッチなロングテールキーワード」が宝の山になることがあります。

ロングテールキーワードがBtoBで有効な理由:

  • 競合が少ない:大手メディアが対策していないため、上位表示しやすい
  • 検索意図が明確:キーワードが具体的なほど、検索者のニーズが絞り込まれている
  • CVRが高い:具体的な課題を持って検索しているため、コンバージョンにつながりやすい

ロングテールキーワードの見つけ方:

  1. メインキーワードに「業種名」「企業規模」「課題」を掛け合わせる
    • 例:「勤怠管理 システム 製造業 シフト」
  2. 「〜 やり方」「〜 手順」「〜 失敗」などの修飾語を追加する
  3. 既存顧客が実際に使った検索語句をGoogle Search Consoleで確認する

ビッグキーワードや月間検索ボリューム1,000以上のキーワードでは競合が多く上位表示の難易度が高いため、はじめのうちは月間検索ボリューム100〜500程度のキーワードから確実に攻略していくことが、BtoBのSEO戦略では特に有効です。

キーワード選定に使える無料・有料ツール比較

BtoBのキーワード選定では、Googleキーワードプランナー・ラッコキーワード・Search Consoleの無料3点セットで基本的な調査が可能です。より本格的な競合分析にはAhrefsやSEMrushなどの有料ツールが有効です。ここでは、目的別におすすめのツールを紹介します。

無料ツール

ツール名

主な機能

BtoBでの活用ポイント

Googleキーワードプランナー

検索ボリューム調査、関連KW提案

Google広告アカウントがあれば無料。BtoBキーワードのボリューム確認に必須

ラッコキーワード

サジェストKW一括取得、共起語分析

シードKWからの候補拡張に最適。無料プランでも十分使える

Google Search Console

自社サイトの検索クエリ確認

実際に流入しているキーワードの把握。意外なロングテールKWの発見に有効

Googleトレンド

検索トレンドの推移確認

業界キーワードの季節変動やトレンド把握に活用

有料ツール

ツール名

月額目安

主な機能

BtoBでの活用ポイント

Ahrefs

約$99〜

競合分析、被リンク調査、KW難易度

競合サイトの獲得KW調査に強い。コンテンツギャップ分析が秀逸

SEMrush

約$139〜

競合分析、広告調査、KWリサーチ

CPC情報が充実。BtoBキーワードの商業的価値の判断に役立つ

Ubersuggest

約$29〜

KW提案、競合分析、サイト監査

比較的安価で始めやすい。中小BtoB企業の初期導入に向いている

予算が限られている場合は、まず無料ツール(Googleキーワードプランナー+ラッコキーワード+Search Console)の3点セットで始めましょう。これだけでもBtoBのキーワード選定に必要な基本情報は十分に揃います。

キーワード選定のNG例と改善例(BtoB実例5選)

キーワードの選び方を間違えると、どれだけ記事を書いても成果が出ません。BtoB企業がキーワード選定でやりがちな5つの失敗パターンと、その改善例を紹介します。

NG例①:検索ボリュームだけで選んでしまう

キーワード

月間Vol

結果

NG

「働き方改革 とは」

8,100

PVは増えたが問い合わせゼロ

改善

「勤怠管理 システム 比較」

390

月3件の資料請求を獲得

改善ポイント:ボリュームよりも「検索者が自社サービスの見込み顧客かどうか」を優先する。

NG例②:カニバリゼーションを起こしている

状況

結果

NG

「SFA 比較」「SFA おすすめ」で別々の記事を作成

両方とも順位が中途半端

改善

1つの記事に統合し、網羅的な比較記事に

安定して上位表示

キーワードカニバリゼーションを解消することで、メジャーな検索ワードでもコンスタントに上位3位以内を獲得できるようになり、売上10倍を記録した事例もあります。

NG例③:自社サービスと関連の薄いキーワードを狙う

キーワード

問題点

NG

「ビジネスマナー 新入社員」

自社のMAツールとの関連性が薄い

改善

「新入社員 研修 管理 ツール」

自社サービスの導入シーンに直結

改善ポイント:キーワードと事業との関連性が高いほど、集客後のコンバージョンにもつながりやすくなります。

NG例④:ロングテールキーワードを無視している

戦略

結果

NG

ビッグKW「CRM」だけを狙い続ける

半年経っても50位圏外

改善

「CRM 中小企業 導入 失敗」から攻める

2ヶ月で10位以内に表示

改善ポイント:まずロングテールで上位表示の実績を積み、サイト全体の評価を高めてからビッグKWに挑戦する段階的な戦略が有効です。

NG例⑤:キーワードマップを作らず場当たり的に記事を書く

状況

結果

NG

思いついたテーマで記事を書く

記事同士の関連性がなく、サイト全体の専門性が評価されない

改善

キーワードマップで全体設計してから執筆

トピッククラスターが形成され、関連記事群で上位表示

記事を制作するたびにキーワード管理シートを更新することで、対策状況の把握と戦略の見直しがスムーズになります。

よくある質問

Q
BtoBのキーワード選定で、最初に何個くらいのキーワードを選べばよいですか?
A
まずは20〜30個を目安に選定し、優先度の高い10個から記事制作を始めるのがおすすめです。事業目的から逆算して必要なコンテンツ数を算出し、段階的にキーワードを追加していきましょう。
Q
検索ボリュームが0や10のキーワードは対策する価値がありますか?
A
BtoBでは十分に価値があります。検索ボリュームが極めて小さくても、そのキーワードで検索する人が自社の理想的な見込み顧客であれば、1件の問い合わせが数百万円の商談につながることもあります。
Q
キーワード選定はどのくらいの頻度で見直すべきですか?
A
四半期に1回の定期見直しを推奨します。新しいキーワードの追加、順位変動への対応、トレンドの変化への適応を行いましょう。Google Search Consoleのデータは月次で確認するのが理想的です。
Q
1つの記事で複数のキーワードを狙ってもよいですか?
A
メインキーワード1つに対して、関連するサブキーワードを2〜3個含める構成が効果的です。ただし、検索意図が異なるキーワードを1つの記事に詰め込むと、どの検索意図にも中途半端な記事になるため注意が必要です。
Q
競合が強すぎるキーワードはどう対処すればよいですか?
A
ロングテールキーワードから攻める戦略が有効です。「メインKW+業種」「メインKW+企業規模」「メインKW+具体的な課題」のように修飾語を加えて、競合が手薄な領域を狙いましょう。

まとめ

BtoB企業のキーワード選定は、以下の7ステップで進めます。

  1. ペルソナと購買プロセスを整理する
  2. シードキーワードを洗い出す
  3. ツールで検索ボリュームと関連キーワードを調査する
  4. 購買プロセスにマッピングする(BtoB特有の重要ステップ)
  5. 競合サイトを分析する
  6. 優先順位をつける(商談化率を最重視)
  7. キーワードマップを作成する

BtoBのキーワード選定で最も重要なのは、「検索ボリュームの大きさ」ではなく「商談化への貢献度」で優先順位を決めることです。購買プロセスの各段階に対応したキーワード設計と、ニッチなロングテールキーワードの攻略を組み合わせることで、アクセス数だけでなく商談数・受注数の向上につながるSEO戦略を構築できます。


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菊池 貴行(きくち たかゆき)
菊池 貴行(きくち たかゆき)
金融機関、メディア運営会社を経て2018年より株式会社ベーシックへ入社。 ferret Oneカスタマーサクセス部にて、オンボーディングチーム立ち上げメンバーとして活躍し、顧客の「BtoBマーケティング」の立ち上げ支援を行い、 担当社数は累計120社以上。 製造業・ITサービス・コンサルティングサービスなど、有形から無形の幅広い業界の企業に対して、各社の事業理解から組織状態など踏まえた顧客に 寄り添った戦略設計や施策の設計などマーケティング支援を行う。 現在はマーケティング部にてセミナーの企画から講師を担当し、これまでに支援してきた豊富な経験をもとにした、実務に使えるセミナー内容に定評がある。

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